建物が朽廃したら?

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老朽化の家建物が朽廃してしまったら、その土地の借地権はどのような扱いになるのでしょうか。建物の状態によって様々に内容が変化する特徴がある借地権。新法と旧法の違いについて調べてみましょう。

まず、旧法では存続期間の定めの有無によって老朽化して使用できない状態となった建物の取り扱いが異なります。これは法定期間が適応されるかされないかという言い方もできるでしょう。存続期間に定めがある場合には、建物が朽廃してしまっても借地権は消滅しません。しかし、存続期間の定めがないときに建物が朽廃した場合には借地権そのものが消滅してしまいます。

また、旧法の場合には朽廃ではなく滅失してしまったときには、第三者に対して借地権の効力を対抗できないものとされています。新法ではこの辺りが改められています。契約期間満了前に建物が朽廃しても、その残りの期間の権利は保護されます。また、滅失してしまっても、土地に一定事項を見やすい位置に掲示すれば、滅失から2年以内に建物を建てて登記することで、その間の権利を第三者に対抗することが可能となりました。

建物の朽廃や滅失について、旧法と新法では明確な違いがあります。これらを踏まえた上で有利に借地権を利用しましょう。

<参考リンク>借地権情報 │ ピタットハウス